2010年08月28日

大江戸捜査網 487話

大江戸捜査網 487話
「罠に落ちた女ねずみ」

 かつて、女義賊ともてはやされた、小鼠のお駒。
 北町奉行所に捕らえられるが、お上の密命を果たし、二度と盗みをしないことを条件に解き放される。
 それから五年。お駒を騙る盗賊が現れ、大店を襲った。濡れ衣を着せられたお駒は捕らわれ、牢内で命を狙われる。
 五年前にお駒を解き放した北町奉行の石河は責を問われ、お駒の無実を証明できなければ詰め腹を切らされる。奉行を陥れる為の奸計がうごめいていた……。

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 五年前の回想シーン。
 仲間の居場所を問われて、石抱きの拷問に掛けられるお駒。
「しぶとい女だ。仲間がおったことくらいわかっておる! 吐かねば、いま一枚石を抱かせるぞ。吐け!」
 わずか20秒たらずだが、史実通りの十露盤板に重石が三枚、囚衣を着せられ泣き柱に縛りつけられた上体、と美しい描写がお気に入りのシーン。

 黒色の忍び装束もよく似合う女義賊、小鼠のお駒。
 石抱きの拷問を耐え抜き、お上の密命を果たし、奉行の情けで赦免。そして恩人に報いる為に命を張る。なんて格好良い生き様だろう。

 ちなみにこの回には、養女のおしまが捕らえられ、お駒の居場所を問われて激しく笞打たれるシーンもある。
 併せてお楽しみあれ。
posted by 信乃 at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 時代劇