2016年04月26日

囚われの王女 ミリアム

無限の幻夢〜被虐異世界遍歴の果てに 1章
『 囚われの王女 ミリアム 』
濠門長恭
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 物語は、現代日本の女子高生・美里と、中世小国の王女・ミリアム、二人の意識が入れ替わりながら展開される。
 被虐願望を持つ美里の意識は、造反により囚われたミリアムの身体に憑依する。そして夢にまで見た監禁・拷問・陵辱といった非道な仕打ちを受けるのであった。
 地下牢に囚われた王女ミリアムは、両親の仇である男クロードに政略結婚を迫られた。申し出を拒絶したミリアムは様々な拷問に掛けられるが、どんな責めにも屈しなかった。


「わたくしを拷問にかけるつもりなのですね。好きなようになさい。どのような責め苦を受けようとも、そなたの思いどおりにはなりません」
 目の前で揺れる鞭からはさすがに顔をそむけたが、ミリアムは気丈に答えた。
「そう願おうか」
 クロードは目を細めて残忍な笑みを浮かべた。
「身分のある女をいたぶるのは、わしも初めてだ。あらゆる拷問で、お前の悲鳴と涙をたっぷり絞り出してやる。鞭のひと撫でくらいで、足下に這いつくばって慈悲を乞うような情けない真似をするなよ」


 鎖で吊され四肢を引き伸ばされたミリアムは、尻を、胸を、そして股間を鉄心入りの鞭で打たれた。
 さらに刑吏たちの手によって、全身をくまなく、失神するまで鞭打たれるのであった。


 乳房と尻を同時に鞭打たれて、ミリアムは悲鳴をあげた。鞭はミリアムの肌をこすりながらほどけ、ミリアムが息を吸った瞬間に、また襲いかかる。
「ああっっ!……ひいい!……いやあ!」
 一撃で気絶させないよう、じゅうぶんに苦しみを与えるよう、そしてたっぷりと悲鳴を絞り出せるように計算しつくされた鞭の動きだった。この男たちは、本職の拷問役人に違いなかった。
 急所を痛撃されて絶叫し、腹や背中を軽く打たれて思わず安堵のため息を漏らし、脇の下など思いもよらなかった部分に鞭を当てられて困惑の悲鳴をあげ、痛みがやわらぎかけていた秘部をふたたび鋭くえぐられ涙をこぼして泣き叫ぶ。さながらミリアムは、鞭で奏でられる楽器だった。聴衆はクロードと、牢番の小男。クロードだけでなく小男も、この演奏会が気に入っている様子だった。
 小半時ほどもミリアムは存分に奏でられ、そしてまた意識を失った。


 その後も、水責め、針責め、逆さ吊りなどの責めを受けるが、ミリアムは耐え続けた。
 ……そして拷問が終われば、傷の手当てをされ、食事も与えられ、身体の美しさを保たされるのであった。

 またある日は、抵抗した罰として木馬責めに掛けられた。
 全文引用させて頂く。


「それはそれとして」
 ミリアムの悲痛な心中には関係なく、クロードは愉しそうに言葉を続ける。
「罪人の分際で、この国の支配者を足蹴にした償いは、させてやらんとな」
 二人の拷問役人が、ミリアムの肩をつかんで引き起こす。
「また拷問にかけるつもりなのですね。気が済むまで、わたくしを鞭打ちなさい」
 ミリアムの言葉に、クロードは首を横に振った。
「いやいや。乙女の柔肌をこれ以上に傷つけるほど、わしは無慈悲ではない。お前を鞭で可愛がるのは、その傷が癒えてからだ。今夜のところは、固い椅子に座ってひと晩をすごすだけの軽い罰で赦してやる」
 言葉とは裏腹に過酷な拷問が待ち受けていることは予測するまでもなかったが、具体的にはどのような目にあわされるのか、ミリアムには見当がつかなかった。
 拷問役人はミリアムの腕を肩に近いあたりまでねじ上げて、厳しく縛りなおした。縄尻を二の腕に巻きつけて、さらに引き絞る。肩がはずれそうになるほど痛い。このままでひと晩を過ごすのは、それだけで十分に拷問だった。
 しかし、クロードの意図は、そんな生やさしいものではなかった。
 拷問部屋の一画に引き立てられて、ミリアムは顔色を変えた。クロードの言う「固い椅子」が、そこにあった。それは、大きな丸太から削り出された三角形の台だった。三角形の頂点が鋭く上を向き、底辺は頑丈な脚で支えられている。それは、女性に想像を絶する苦痛を与える拷問道具だった。
「では、そこに座っていただきましょうかな、姫君」
 クロードの言葉と同時に、ミリアムは拷問役人の手で抱えあげられた。
「いやです! やめて……お願いですから許してください!」
 ミリアムは叫んだ。両脚を堅く引きつけて、三角木馬を跨がないようにする。
 拷問役人とピエールが、ミリアムの腿に両側から手をかけて、強引に割り開く。
「いや、いや! やめて! 助けて!」
 必死に抵抗したが無駄だった。両脚を開いて三角木馬の上に座らされた。ミリアムを抱えていた拷問役人が、手を離す。
「ぎゃあああああっっ!」
 刃物で身体をまっぷたつに切り裂かれるような痛みが、股間から背骨を通って脳天に突き抜けた。
 ぐらりと身体が揺れて、木馬から転げ落ちそうになる。そのまま落ちることができれば、肩の骨がはずれたり腕を骨折したりしても、ミリアムは悲しまなかっただろう。だが、そうはさせてもらえなかった。拷問役人が素早く抱きとめ、まっすぐに起こす。そして、天井から垂れたロープに、ミリアムの長い金髪を結びつけてしまった。
 ロープが巻き上げられて、ミリアムは髪の毛で宙吊りにされた。
 せめて股間にかかる重みを減らそうとして、ミリアムは太腿で木馬の側面を力いっぱい締め付けた。が、それも無駄な試みだった。足首に鉄環がはめられ、そこに錘が吊るされた。
「あがあっ!」
 ミリアムは吠えた。両脚は錘で伸ばされ、全体重が三角形の頂点にかかった。
「どうだ。女でなければ味わえない、素晴らしい座り心地だろうが」
 クロードがうそぶき、ミリアムの腰を両手でつかんで前後に揺さぶる。
「ぎいいっ! やめ……やめてください。いや、いやあっ!」
 涙で顔をぐしゃぐしゃにして、ミリアムはわめいた。
「そうか。そんなに気持ちいいのか」
 ピエールにわざわざ踏み台を持ってこさせ、その上に乗ってミリアムの腰を木馬に押しつけながら、さらに激しく揺さぶる。
「悪魔……ぎゃあっ! 嘘です。謝ります。お願いですから許して……ぐおお!」
 ミリアムは泣き叫びながら意識を失った。


 下は、そのイメージ画像。

mokuba022.jpg

    *

 ミリアムに生まれたかった。
 ミリアムになりたい、という叶わぬ夢に泣いた。
 何百回となく、ミリアムと同じ境遇を妄想した。
 ……さらには、金髪のウィッグを被り、両手両足に鉄枷を嵌め、自分の身体を鞭打ち、三角木馬にも跨がってみた。少しでもミリアムと同じ目に逢ってみたかった。
 我ながら頭がおかしい、狂っていると思うが、それほどまでに想い焦がれているのだ。
 何度でも書こう。
 ミリアムになりたい。
posted by 信乃 at 15:30| Comment(1) | TrackBack(1) | 小説・女