2010年07月04日

御用牙

 作=小池一夫 画=神田たけ志 スタジオ・シップ

 主人公の同心、板見半蔵は、時折自らを拷問だめしに掛ける。曰く、
「拷問をかける者こそかけられる罪人の苦痛を知ってあたりまえ! それでこそよりききめのある責めができるのではありませぬか」

 第30話「責める者耐える者」は、拷問がテーマ。
 殺しの疑いで捕らえられた、女形役者の文七。確固たる証拠もないまま、板見による激しい拷問で自白を強いられる。
・石抱き。六枚の重石を抱かされ、さらに板見の体重まで加えられる。
・駿河問い。背中に重石を乗せられ、身体を回される。
・海老責めの上、笞で打たれる。
・水責め。逆さに吊られて、笞打たれ、水桶に落とされる。
・踊り猫の拷問。熱した鉄板の上に、吊り降ろす責め。
・爪わかれの拷問。爪の間に釘を打ち込まれる。
 以上の責めが、27日間、60ページにもわたって描かれている。

 物語のオチは、ここでは書かないので、是非読んでみて頂きたい。
 私も半蔵様にすべてを委ねて、こんな拷問フルコースに掛けられるのが夢だ。
 できれば木馬責めも加えて……。

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 おまけ画像。神田たけ志さんのスーパーテクニック。
 絵 =「御用牙 第9話 かみそり斬奸状」より
 写真=映画「徳川女刑罰史」「秘録おんな牢」より

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posted by 信乃 at 21:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 時代劇
この記事へのコメント
木馬責めの実写?は秘録おんな牢ですか?
Posted by at 2010年07月15日 01:11
「秘録おんな牢」で撮影されたスチルですね。
「日本映画 責めと残酷」芳賀書店 より引用。
Posted by 信乃 at 2010年07月15日 10:39
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